涅槃の道場 讃岐国・香川県


第八十二番 青峰山 千手院 根香寺




縁起

弘仁年間(810‐24)巡行中の弘法大師は、この地を訪れて五色台の中の主峯、青峰五大明王をまつり華蔵院と称しました。また智証大師が天長9年(832)、香木で千手観音像を刻んで千手院を創建し、この二院を総称して根香寺と号したと伝えられています。また千手観音を刻んだ香木の根が永い間に香気を周囲に発散させていたことから根香寺と名付けられたともいわれます。 その後、お寺は後白河法皇の勅願寺となり寺領を賜わって寺運は大いに栄えましたが、その後の度重なる兵火によって堂塔をほとんど失いました。領主の生駒家、松平家によって再興され現在に至っています。 境内には弓の名人山田蔵人が牛鬼を退治して村人を助けたという伝説にまつわる牛鬼の銅像が建っています。

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