涅槃の道場
讃岐国・香川県
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縁起 大同2年(807)平城天皇の勅願によって弘法大師が徳島県井ノ内村から伐採した用材で1夜のうちに7 間4方の堂々とした堂宇を建立し、本尊として馬頭観世音菩薩を刻んで安置したのが始まりといわれ、本尊と同時に刻んだ阿弥陀、薬師の両如来とも国宝に指定されています。昔は七堂伽藍も整い24坊があり、寺領2000石を持つ大寺であったといわれます。 このお寺は珍しく長曽我部軍の兵火をのがれています。それにまつわってこの寺に安置される阿弥陀如来には「太刀受けの弥陀」といわれる伝説があります。天正年間(1573‐92)、長曽我部軍の侵入をこばんだ住職は兵に腕を切られましたが翌日住職の腕は無傷で本堂の阿弥陀如来の腕から血が流れており、それを見た兵士たちは恐れをなして直ちに寺から引き揚げ、お寺は難をのがれたといわれます。 本堂は正安2年(1300)の建築で県内唯一の国宝建造物です。 大同4年(809)建二の五重塔は損傷が激しいので大正2年に再建されました。 |
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