菩提の道場 伊予国・愛媛県


第五十番 東山 瑠璃光院 繁多寺




縁起

このお寺は天平勝宝年間(749‐ 57)孝謙天皇の勅願によって行基菩薩が開創され、3尺の薬師如来像を刻んで本尊とされました。 弘法大師が弘仁年間(810‐24)この地にしばらく止まられ、堂塔を整えて東山・繁多寺と号して第50 番の霊場に定められました。 その後、寺運は衰え、堂塔はさびれるにまかせていましたが、源頼義によって再建されました。弘安2年には後宇多天皇の蒙古来襲退散の祈願の勅命を奉じて下向した聞月上人がこの寺で祈祷したと伝えられます。 時宗の開祖一遍上人は延応2年(1239-39)伊予の豪族河野道広の子として生まれましたが、15才の折父を失ったのが動機で出家しました。47才のころこの寺に長く止まって修行されたといわれます。上人は明治19年に円照大師、さらに昭和15年には証誠大師とおくリ名されました。

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