修行の道場 土佐国・高知県


第三十五番 医王山 鏡池院 清滝寺




縁起

行基菩薩がこの地を訪れて薬師如来を刻み、本堂として堂宇を建立し、景山密院・釈本寺と名付けたのが始まりといわれます。 その後、弘法大師が弘仁年間(810‐823)当山を訪れてお寺の北方300mの山中に壇を作って17日間の修法を行い、満願の日に金剛杖で壇の前を突くと清水が湧き出て滝となり、溢れて池となりました。そこで大師はお寺を医王山・清滝寺と改め、第35番の霊場に定められました。この泉はいまも湧き続けて、ふもとの灌漑に役立っています。 その後、七堂伽藍も整い、藩主からは寺領数百石が寄進され、10 数力寺の末寺を有する大寺となりました。平城天皇の皇子真如法親王は大師の跡を慕ってこの寺へ詣り、・更に天竺へ出かける前にこの山に逆修の塔を建て、その後天竺で消息をたたれました。この山を"入らずの山"として現在も親王の徳をたたえています。

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