修行の道場
土佐国・高知県
![]() |
縁起 弘法大師が大同2年(807)この 地を訪れたとき、漁業と航海の安 全を祈願して、高さ1m程の延命地蔵菩薩像を刻んで本尊とし、堂宇を建てて津照寺と号し第25番の霊 場と定められました。 本尊については次のような伝説があります。慶長7年(1672)土佐藩主山内公が室戸の沖を航行中、にわかに暴風雨となり、船が遭難しかけたと き、本尊が僧に化身して船の舵を取り無事室津の港へ着きました。それ以来人々は本尊を"揖取地蔵" と呼び地元の漁民から慕われるようになりました。 参道の横手、山の中腹に一木神社があります。土佐藩の家臣、一木権兵衛は人夫173万人工費10万両 を要して港の入口をふさぐ巨岩を除く工事に掛り、命を海神に捧げることを誓ってやっと成功し、そ の翌日切腹し果てました。村人はその徳をたたえてこの社におまつりしました。 |
八十八ヶ所目次へ |
||
| 戻る | 次へ |