
梵鐘の音 宇摩皇子
『令外の官 』
「この紋所が目に入らぬか!控え!」でお馴染みの水戸黄門さま。
この方の役職は中納言」である。しかし、律令制度においては中納言という役職は正式にはない。
時の権力者が必要に応じて作ったもので、こういう役職のことを「令外の官」という。
昨今は、世の中が不景気なこともあって、多くの会社で人事制度の刷新を図っているようだ。どこかの役所で部長職を廃止したり、役職と責任だけ与えられて給与は同じだったりという話しもよく聞く。恐ろしいのは、会社の規定に職責をうたいながらそれを無視して間違った役職を設定することだと思う。故岡本太郎氏の「グラスの底に顔があったっていいじゃないか。」の調子に。それでも従業員は文句を言えない。しかしながら全ての人に「人権」がある。偉い人もそうでない人も皆生活しているのだ。
それこそ黄門さまが現れて、悪を退治して欲しいものだ。あ!黄門さまももぐりの役職だった?!「アッハッハッハッハ!」